今、世界的に問題となっているフードロス。そのフードロス食材を使って、有名シェフ達が極上の料理を作ってくれる『@Kitchen AOYAMA』が『ラ・ポルト青山』に2020年11月4日~オープン!
1つのお店でお寿司~フレンチまで大人気5店舗の、様々な料理を頂ける『@Kitchen AOYAMA』は、色々な物を少しずつ食べたい女性にとっては特に◎だったのでレポートします♪
「フードロス」。日本はまさかのワースト6?!
世界では年間40億トンの食品が生産されていますが、なんと!その3分の1にあたる13億トンが破棄されているそうです。これが食品ロスの現状なのです。
また、残念な事に日本でも、農林水産省の推計によると年間で、一般消費者からの291万トンと食品関係店からの352万トンの合わせて643万トンが破棄されており、日本が破棄する量は、世界で6番目に多いそうです。
破棄された食品を処分するにも勿論お金がかかる上に、それによって温室効果ガスも排出されるので、環境問題にも繋がるのです。
世界では9人に1人が食べ物を食べられずに苦しんでいる中、日本はこのままで良いわけがないので、2019年10月にようやく「食品ロス削減推進法」が施行され、今ではフードロスを削減する為に様々な企業が取り組んでいます。
その1つが『ラ・ポルト青山』にグランドオープンした『@Kitchen AOYAMA』!
『@Kitchen AOYAMA』とは?
『@Kitchen AOYAMA』とは、浅草エリアで『和色 & Kitchen』等の3店舗を展開する『&Kitchen(アンドキッチン)』の4号店!実は『&Kitchen』は、とっても珍しいシェアキッチン形式の飲食店!
なんと、出店をしたい実力のあるシェフ達に設備、調理機材、家賃等、必要な物は全て無料で貸し出し、シェフオリジナルのここでしか頂けない料理を楽しめるレストランなのです!その為、今とっても話題になっていて「news every.」「スーパーJチャンネル」等でも紹介された事があるのです!
今までは『&Kitchen』としてやってきましたが、青山に進出する事を記念して、店名を『@Kitchen』にしたそうです♪そんな『@Kitchen AOYAMA』のテーマはフードロス!
かすみがうら市観光課や兵庫県のありた農園等、全国5つの農家や事業者とタッグを組み、残念ながら規格外となってしまった食材やまだ食べれる物を使いながら、絶品料理の数々が頂けるのです♪
しかも、驚く事に7年間連続でミシュランを獲得し続けた『Ostu(オストゥ)』の元シェフ。「ミシュランガイド東京2020」掲載店『ラ・パスタイオーネ』のオーナー。『KEISUKE MATSUSHIMA』元副料理長。『会員制 寿司割烹鷹勝 銀座本店』板長等のそうそうたるメンバーが料理をふるまってくれるので、期待も高まりますよね!
『@Kitchen AOYAMA』を体験
我が家が、注文したのは『ラ・パスタイオーネ』の絶品パスタや『寿司割烹鷹勝』の板長が握るお寿司等!早速、紹介します♪
マッシュルームのサラダ※パスタとセット フードロス食材:マッシュルーム
新鮮でおいしい生野菜だからこそ、味付けは超シンプル!素材そのものを楽しめる女子ウケ抜群のサラダ。
雲丹とトマトとナスのスパゲティーニ フードロス食材:ナス、トマト
トマトの酸味とピリっとする辛みに、後から雲丹の甘味が追いかけてくる複雑で繊細な味のパスタは『ラ・パスタイオーネ』の渾身の力作!ワインにマッチする大人のパスタでした!
ンドゥイヤクリーム 生フェットチーネ フードロス食材:春菊
読み方が難しすぎるこちらのパスタには「ンドゥイヤ」と呼ばれるイタリアの一部の村でしか作られていない辛味ペーストが使われています!
濃厚なパスタで、ソースがやたら美味しく、流石「ミシュランガイド東京2020」掲載店だなと感動しました♪また、フードロス食材とは思えない程、シャキシャキの春菊はとってもいいアクセントになっていましたよ!
おまかせ寿司盛り合わせ フードロス食材:サーモン、しめ鯖、イカ等
コロナの影響で、現在様々なお店が閉まっているようで、余ってしまった鮮魚を頂き、お寿司を握っているそうです。お寿司は、見ての通りシャリにほんのり色がついているのが特徴で、赤酢を混ぜているのだとか♪
赤酢のシャリは、酸味がきいていて、鮮魚との相性は抜群で、味を引き立たせていました!有名板長だからこそ出せる味だと思いました。
以上、いかがでしたか?『@Kitchen AOYAMA』はイタリアン、フレンチ、お寿司、スウィーツ等の有名店5店の味を1つのお店で堪能出来る、まるでラグジュアリーな大人のフードコートのようでした!
自分の好みや気分に合わせて、和洋折衷自由にメニューを選択出来る『@Kitchen AOYAMA』だけなので、みなさんも是非行ってみて下さいね!
記:☆riko☆
『@Kitchen AOYAMA』体験記