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お酒が育毛につながる!? 『髪に良いお酒と飲み方』をご紹介♪

昔から、お酒は「百薬の長」と呼ばれ、心身の健康に良いものとされてきました。

とはいえ、当然のことですが、“好きなお酒を好きなだけ飲める”ということにはなりません。

お酒の飲み過ぎは、健康を害することはもちろん、薄毛の原因になってしまう恐れもあります。

ただし、飲酒そのものが悪いというわけではなく、お酒は種類や飲み方次第で、体や髪に良い効果をもたらしてくれるものなんです。

せっかくお酒を楽しむのなら、健康や育毛につなげたいものですよね!

「以前と比べて髪にコシがなくなってきた…」「最近、抜け毛が気になる…」

もしかしたら、その原因は間違った飲酒習慣が関係しているのかもしれません。

そこで今回は、『髪に良いお酒と飲み方』について特集します!

そもそも、どうしてお酒の飲み過ぎが薄毛につながるの?

まずは、飲酒と薄毛がどのように関係しているのかを確認していきましょう。

飲酒によって摂取したアルコールが肝臓で分解されることは、多くの方がご存知の通りですが、その際にエネルギーとして使われるのが、アミノ酸の一種であるメチオニンを中心とした成分です。

出典:wakasanohimitsu.jp

髪の主成分はケラチンというタンパク質なのですが、そのケラチンを形成するのが、まさにこれらのアミノ酸

つまり、お酒を飲み過ぎると、本来は髪の材料になるはずだった成分が、アルコールを分解するために使われしまうということですね。

出典:hugmou.com

髪を形成する成分が不足すれば薄毛につながってしまうのは当然のお話。

これが、飲酒と薄毛のメカニズムだったのです。

代表的な『髪に良いお酒』3選

では、体や髪のためにも飲酒は控えたほうがいいのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません!

冒頭でも触れましたが、お酒は適量であれば体や髪の健康に良い効果をもたらしてくれます。

ここでは、代表的な髪に良いお酒』を3つご紹介します!

① ワイン    ~ 高い抗酸化作用 ~

主な材料がブドウであることから、ワインにはブドウが持つ健康成分が豊富に含まれています。

特に注目すべきなのは、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」

高い抗酸化作用によって、薄毛の要因の一つである活性酸素を除去する働きが期待できます。

出典:zagzag.co.jp

また、老化を抑制するサーチュイン遺伝子や細胞を活性化させて基礎代謝を高めるなど、レスベラトロールはさまざまな症状に有効な成分であることが、研究・報告されています。

ワインは、薄毛対策としてはもちろん、肌の劣化予防や中性脂肪の低減、ガン予防など、多くの効果が期待できる、すごいお酒だったんです!

② 日本酒    ~ 血行促進の効果 ~

日本酒の原材料である「米麹」には、肌の保湿や美白効果、老化防止効果があるとされています。

また、日本酒に多く含まれる「アデノシン」には、体内のエネルギーを運ぶ働きや血管拡張作用があるため、血行促進の効果が期待できます。

出典:pro.shiseido.co.jp

さらに、アデノシンには毛母細胞に作用して細胞を増殖させる働きがあり、発毛促進につながると言われているので、薄毛対策にはとても心強いですね!

より効果的な飲み方としては、熱燗がオススメ。

時間をかけてゆっくりと味わえば体の芯から温まるので、血行促進の効果がより高まります。

③ ビール    ~ ストレス・不眠の改善 ~

「とりあえず生(ビール)で!」と言われるくらい、定番のビール。

その原料となるホップは、女性ホルモンを活性化させるため、薄毛の要因の一つと考えられている男性ホルモンを抑制する効果が期待できます。

その他、健康な髪の形成に欠かせないビタミンも豊富。

定番のビールにそのような効果があるのは、とてもありがたいことですね!

また、ホップには鎮静作用があると言われています。

適量ということが大前提にはなりますが、ストレスや不眠を改善する効果も期待できるので、寝つきの悪い方にもオススメです。

育毛に欠かせない成長ホルモンは睡眠中に分泌されるものなので、質の良い睡眠をとるためにもホップをうまく活用したいですね。

【番外編】 枝豆    ~ 豊富なビタミン ~

美味しいお酒には、やっぱりおつまみが欲しくなるものです。

おつまみの代表格である「枝豆」には、皮脂の過剰分泌を抑えるビタミンB2髪の生成をサポートするビタミンCなど、複数のビタミンが豊富に含まれています。

枝豆は育毛の面でも、お酒のベストパートナーなのでした!

よく耳にする『お酒の適量』って、どのくらい?

「お酒は過剰に摂取すれば薄毛につながり、適量であれば育毛に役立つ」ものであるということをご紹介してきました。

それでは、巷でよく耳にする「お酒は適量で」「適量」とは、どの程度なのでしょうか。

下記の表記をご覧ください。

 出典:suntory.co.jp

※上記はあくまで一般的な目安であり、適量には個人差があります。

いかがでしょうか。

「想像していたよりも少量なんだな」と感じた方も多いはず。

お酒を百薬の長にするためには、適量をしっかりと守ることが何よりも大切です。

もし、「自分は飲み過ぎていたかも…」とお心当たりのある方は、こちらの適量目安を参考に飲酒習慣を見直してみてください。

お酒を楽しみながら育毛につなげるために

お酒は、日頃の疲れやストレスをリフレッシュするために、とても大切なものですよね!

今回ご紹介した通り、美味しいお酒を体や髪の健康へとつなげるには、「種類」と「飲み方」を考えることが必要不可欠。

ここで身につけた知識をしっかりと実践することで、これまで以上にお酒を楽しんでいただけたら幸いです。

2019年もお酒と上手に付き合いながら、楽しい一年を過ごしましょう!