【都会の女性は老ける】その原因って何!?
2019年の春、注目されている美容ワード「アンチポリューション」。
今回は「アンチポリューション」についてご紹介します。普段から肌や美容に気を使ってる人、特に春になるとなんか肌荒れするんだよな~って人には是非読んでほしい内容です。
アンチポリューションってなに?
アンチポリューションとは、「アンチ=防ぐ・反する」「ポリューション=汚染」。つまり【大気に含まれる汚染から肌を守る】という意味です。「紫外線」や「乾燥」対策は多く女性が行っていると思いますが、これからはさらに「大気汚染」から肌を守らなくてはならないんです!
大気汚染による健康被害は耳にすることもあるかと思います。でも、近年の研究では健康被害だけでなく「肌の老化の原因」にもなるといわれているんです!
PM2.5が問題視されている中国とかじゃあるまいし、日本はそんなに空気が汚くないでしょ?!って思いますよね?
たしかに中国などと比べれれば日本の空気はキレイです。でも実際に、都市部で生活する女性と、郊外に住む女性の肌を比較したところ、都市部に住んでいる女性の方が「シミが多い」という結果もあるんだとか!
大気に含まれる汚染って??
ひとことで大気汚染といっても、肌に悪影響を及ぼす大気汚染物質とはどんなもの??それは、車の排気ガス、工場からの排煙、花粉、黄砂、PM2.5、タバコの煙などです。
大気汚染は今に限ったことではないですが、花粉が猛威を振るい始める2月中ごろから、年々深刻になる春のPM2.5や黄砂は、肌にとっては刺激になります。粒子が細かいので、肌に付着すると肌の内部に入り込んでしまい、むずむず痒かったりちくちく痛みを伴うことも!
春、何だか肌の調子が悪いけど、原因が分からなかった・・そんな経験はありませんか?それは大気汚染物質が関係しているのかもしれません。
大気汚染物質でなんで肌が老化する?
肌が大気汚染にさらされると、「活性酸素」が発生します。この活性酸素。その酸化力があまりにも強力なため、肌細胞を酸化させてしまうのです。
活性酸素はシミの原因となったり、皮脂の酸化によってニキビができて悪化したり、コラーゲンなど肌の内部組織を壊し、シワ・たるみを引き起こすことも!紫外線で肌が老化するのと同じことが、大気汚染でも起きてしまうのです。
大気汚染が引き起こす肌悩み
・シミ
・シワ
・たるみ
・ニキビ
・かゆみ
・色素沈着 など…
他にも、様々な肌への影響があると考えられています。では一体どんな対策をしたらいいの!?
対策① 洗顔と保湿「寝ちゃったなんて問題外!」
大気汚染は目には見えません(これが厄介)が、肌にたっぷり付着しています。まずはこれらをしっかり「落とす」ことが基本。
バリア効果が落ちた肌は、汚染物質の影響を受けやすい状態なので、しっかりと保湿をして肌力をあげることも大切です。
対策② ビタミンC「ずーっと摂り続ける!」
ビタミンCは活性酸素を抑制する働きがあるので、大気汚染や紫外線対策には欠かせない成分。
さらに活性酸素によってい破壊されるコラーゲンの生成も促すので、シワ・たるみが気になるならサプリや食事から摂るのと併せて、ビタミンCコスメでスキンケアするのも。
ビタミンCは摂り溜めができない成分なので、ずーっと摂りつづけると効果が維持できます。
対策③ コスメ「寄せ付けない!」
美容業界ではアンチポリューションの技術が高まっていて、日焼け止め(紫外線対策)にアンチポリューション効果もプラスされているものが数多くみられるように。
塗るだけで対策ができるので、ぜひ日常的に取り入れてみてもらいたいなと思います。
今日の老化は、今日食い止める!
3月はスギ花粉のピーク。さらにPM2.5も冬から春にかけてどんどん濃度はが上がります。そうかと思えば、5月には黄砂の飛来量がピークに。タバコの煙や工場の排煙、排気ガスは1年中舞っています。
これらの汚染物質は、どれも肌にとっては「老化の原因」。老化を食い止めるには、1日も早く対策をはじめたほうが良さそうです。